
世界中のアニメファンが注目する「Crunchyrollアニメアワード」の第9回大会が、2025年5月25日に日本・東京で開催されることが、ブラジル・サンパウロで行われたCCXPにて発表されました。開催場所は品川のグランドプリンスホテル新高輪。今回もオレンジカーペットセレモニーと、世界同時ライブ配信が予定されており、日本のみならず海外のファンもリアルタイムで参加可能です。
Crunchyrollが日本での開催を強化、ソニーとデンプシープロダクションが運営支援
今回のアワード運営には、ソニーミュージックエンタテインメント(ジャパン)傘下のソニーミュージックソリューションズ、そしてデンプシープロダクションズが協力。これにより日本のアニメ文化の発信力がさらに強化され、グローバルな盛り上がりを後押しします。Crunchyrollは、アニメ業界の世界的な発展を牽引する存在として、国内外での影響力を拡大しています。
ブラジル初のセレブプレゼンター、パブロ・ヴィッターが登場
第9回大会では、初のブラジル出身の有名人がプレゼンターとして参加。ドラァグポップシンガーであり音楽家のパブロ・ヴィッターがアニメファンとしてイベントを盛り上げます。テレビや映画、スポーツ、ファッション、音楽など多彩なジャンルからも豪華なセレブリティが続々登場予定で、ファンの期待が高まります。
声優天使・雨宮天と司会者・ジョン・カビラの再登場
毎年好評の司会者コンビ、声優の雨宮天さんとエンターテイナーのジョン・カビラさんが今年も共にステージに立ちます。さらに、ソニーグループの吉田憲一郎社長兼CEOによる開会の挨拶も予定されており、格式高いイベントとなることが予想されます。
Rahul Purini氏が語る「アニメ文化の祭典としての意義」
Crunchyroll代表のラフル・プリニ氏は、「Crunchyrollアニメアワードは、アニメクリエイターを讃え、世界中のファンが受賞者を決定する年に一度の最大の祭典です。アニメ発祥の地である日本で再び開催できることを非常に嬉しく思っています。成長を続けるアニメ業界の今を祝い、世界に発信する場になるでしょう」とコメントしています。
新たな選考期間とカテゴリー拡充でアニメ作品を幅広く評価
2025年のアワードでは、これまでの3月開催から5月開催へと移行することで、対象となる作品の選考期間が拡大されました。2023年10月1日から2024年12月31日までの約15ヶ月間の作品が対象となり、過去最大規模のアニメがノミネートの対象となります。この移行期間を経て、今後は1月1日から12月31日までのカレンダーイヤー単位で選考が行われる予定です。
ファン参加の投票期間も拡大、多様化するアニメファンの声を反映
Crunchyroll COOのギータ・レバプラガダ氏は、「年々、世界中のファンから熱い支持と投票が寄せられています。今年もアニメファンの情熱は衰えることなく、より幅広く多様な層に支持される作品が勝ち残るでしょう」と語り、ファン参加型のイベントとしての魅力を強調しました。
新設カテゴリーで多彩なアニメジャンルを表彰
今回のアワードでは、32のカテゴリーが設けられており、アニメの多様な魅力を反映しています。新設された「ベスト異世界アニメ」や「ベストヒンディー語声優賞」など、多国籍ファンにも配慮した幅広いジャンルが並びます。伝統的な「ベストオープニング」や「ベスト主人公」など、ファンに人気のある賞も健在です。全リストは公式ウェブサイトで公開されています。
4月3日よりファン投票開始、グローバルな審査員が厳選したノミネート作品発表へ
ファンによる投票は2025年4月3日にスタート。ノミネートは世界各国から選出されたクリエイターや専門家、インフルエンサーたちによる独立審査員団が厳選したものです。これにより、客観性と多様性を兼ね備えた選考が期待されています。受賞作品の発表が待ち遠しいですね。
世界のアニメファンが集う、日本発のグローバルイベント
Crunchyrollアニメアワードは年々規模を拡大し、アニメのグローバルな成長と人気の証となっています。日本から発信される本イベントは、世界中のアニメ文化の交流と発展の象徴であり、ファンやクリエイターにとって欠かせない場です。今後の展開から目が離せません。